精密上下部消化管内視鏡検査

消化管内視鏡検査とは

AI機能含有の最新機器を用いて
専門医・指導医のみによる苦痛の無い精密検査を提供

日本の大腸がんの発症数・死亡数は1位となっており大腸癌や胃癌を中心とした悪性腫瘍の早期発見のために、藤田医科大学と協力企業で開発された先進のAI機能で、大腸病変の検出における感度が96.3%、特異度93.7%と高い精度を有する内視鏡機器を駆使し、検査の苦痛を最小限に軽減することを実現した精密検査を提供いたします。内視鏡的に切除可能な入院を必要としないサイズの大腸ポリープに対しては治療も実施します。

内視鏡検査をお勧めする方、お勧めしない方

内視鏡検査をお勧めする方
・胃癌・大腸癌に罹患されたご親族がおられる方
・他の検査でピロリ菌感染を指摘された方
・便潜血検査で陽性と指摘された方
・胸やけ、腹痛、下痢や便秘傾向の症状がある方

内視鏡検査をお勧めしない方
・妊娠中の方
・高度の心臓・肺の機能が悪い方

検査の流れ(大腸の場合)

1)検査前日の夕食は軽めにお済ませください。
2)当日は検査終了まで食事は出来ません。お水やお茶は少量なら摂取可能です。
3)約2時間かけて腸管洗浄薬を内服します。
4)鎮痛剤と鎮静剤を注射して検査開始です。
5)観察だけなら15~20分程度で終了します。

メリットとデメリットについて

メリット
内視鏡検査にて慢性胃炎(萎縮性胃炎)を認め、ピロリ菌陽性の場合、ピロリ菌の除菌治療を受けることで胃癌発症のリスクが減少します。また大腸内視鏡検査で大腸ポリープを切除することで大腸癌による死亡が減少します。
デメリット
内視鏡検査の偶発症としてまれに、消化管出血、穿孔などが生じることがあり、入院や緊急の処置・手術が必要となることがあります。
※当施設においては開設後2025年1月の段階においてまで、出血や穿孔の偶発症は起きていません。