先端リハビリテーションセンター

科学的なエビデンスに基づいた
オーダーメイド型
リハビリテーション

歩く、食べる、考える、手を使って作業するなど人の基本的な営みである「活動」の問題に取り組むのがリハビリテーション科です。
藤田医科大学リハビリテーション医学講座は、これまで様々な企業や海外の大学と共同研究を進めてきました。その数は50以上、当院は藤田医科大学附属のクリニックとしてこれまで培ってきた科学的知見に基づき、活動に問題を抱える方に先端的な治療を提供しています。
近年、リハビリテーション分野ではロボットなど様々な工学機器を用いた治療のエビデンスが蓄積されてきています。当施設には藤田医科大学が開発を手がけたロボティクスや磁気・電気治療機器など、検査、治療機器を各種取り揃えており、神経疾患や運動器疾患など様々な疾病・障害に対応しています。
また脳卒中やパーキンソン病などでは高頻度、高容量のリハビリテーションプログラムの有効性が示されています。一方で公的な医療保険を利用したリハビリテーションには治療回数・期間など制約があり、そのような治療を提供することが難しい実情があります。当クリニックは、自由診療の利点を活かし、患者さま一人ひとりのニーズに合わせたオーダーメイドの治療を提供します。

先端リハビリテーションセンター担当医師・専門スタッフ

  • 森 直樹

    森 直樹Naoki Mori

    • 藤田医科大学 医学部 Well-being創出リハピリテーション医学 准教授
      藤田医科大学東京 先端医療研究センター
      藤田医科大学 羽田クリニック 先端リハビリテーションセンター
      ロボティックスマートホーム・活動⽀援機器研究実証センター 副センター長
      東京都JRAT 理事

    • 専門領域
      リハビリテーション医学

当院でよく診療する疾患

疾患

  • 脳卒中

  • 脊髄損傷

  • パーキンソン病/神経変性疾患

  • 認知症

  • 運動器疾患(腰痛、骨折後、変形性関節症など)

  • 呼吸/循環器疾患

  • 尿失禁

  • その他各種疾患のリハビリテーション治療

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治療・検査例

ロボットリハビリテーション治療など
科学的手法を用いたベストプラクティス

羽田クリニックの治療コンセプトは科学的エビデンスに基づくベストな治療プランを提供することです。また大学附属のクリニックである当院の強みは研究成果を活かしたロボットリハビリテーションなど最新の科学的知見に基づく治療です。
リハビリテーション医療は発展途上にあり、全ての疾患に明確なエビデンスが確立されているわけではありません。しかし、「明確なエビデンスが未確立であっても医学論文を渉猟し、その知見を基にベストプラクティスをお届けする」、そのような姿勢が科学的なリハビリテーション治療のあり方だと考えています。

治療一覧

  • CI療法

    脳卒中などの中枢神経障害後の手の麻痺に対する集中訓練法であり、国内外の脳卒中ガイドラインで推奨されています。
    1日3~6時間、約1ヶ月の治療期間が必要となるため治療頻度に制限のある外来の保険診療の枠組みでは実施しづらい治療法のひとつとなります。当院では通常のCI療法に加え、適応外とされる重症度の高い麻痺に対してもIVES(随意運動介助型電気刺激装置)や各種機器を用いた治療が可能です。また、歩行改善を目的とした下肢のCI療法についても提供しています。

  • LSVT BIG®

    Lee Silverman Voice Treatmentという発声発話訓練法から発展した米国発のパーキンソン病やその類縁疾患を対象とした短期集中の運動プログラムです。
    公式トレーニングを受けた認定療法士による1日1時間、週4日、4週間のリハビリテーションプログラムであることから公的な保険診療の枠組みでは実施しづらい治療法のひとつとなります。当院には複数名認定を受けた療法士が在籍しています。

診療内容一覧

疾患 治療内容 料金(自費)
各疾患における機能障害 リハビリテーション治療 24,750円/1時間
※海外居住者の方は、料金が異なりますのでお問い合わせください。
※表示価格は全て税込価格です。
※貸切のご予約も承っております。